NYダウ値上がり 今年の最高値に

15日のニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が前日より400ドル超値上がりし、今年の最高値をつけた。この日に発表された5月の小売り売上高が市場予想を上回り、個人消費の強さが示唆されたことから株式が買われた。



 ダウは、前日より428・73ドル(1・26%)高い3万4408・06ドルで取引を終えた。昨年12月以来、約6カ月ぶりの高値だ。

 米商務省が発表した5月の小売り売上高は前月より0・3%増加し、市場予想(0・1%減)を上回った。景気減速への懸念が和らぎ、株高につながった。また、この日に発表された先週の新規失業保険の申請件数は市場予想より多かった。労働環境の緩みがインフレ収束を後押しするとの期待につながり、金利が低下。金利が下がれば企業活動にプラスに働くとの見方から、株価を押し上げた。(ニューヨーク=真海喬生)

最終更新日:6/16(金)9:18 朝日新聞デジタル

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6466644

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