【わかりやすく解説】投資信託と株の違い

【わかりやすく解説】投資信託と株の違い

更新日:2020年06月02日

株式投資の特徴

株の仕組み

株式投資の特徴は以下の3つです。

  • 株の売買が24時間可能
  • 株主優待と配当金がもらえる
  • 資金が必要

 

株の売買が24時間可能

株の売買が24時間いつでも可能です。

いつでも株の売買ができるからこそ自由に運用できるというメリットがあります。

しかし、売買のタイミングなどがわからないとデメリットになってしまいます。

あなたの腕次第で利益か損失かが決まります。

株主優待と配当金がもらえる

株を保有することで、「株主優待制度」と「配当金」を得ることができます。

資金が必要

1株あたり、100円〜購入することができます。

しかし、1株では購入できず、100株〜購入が可能。

つまり、1番安い株でも最低10,000円の資金が必要になります。

ただ「積立投資」であれば、証券会社によって異なりますが、月1万円以上から投資が可能です。

株式投資のメリット

  • 短期的に利益が見込める
  • 銘柄の種類が多い
  • 流動性がある

 

株式投資のデメリット

  • 元本保証がなく、元本割れのリスクがある
  • 企業に投資するため倒産の可能性がある

 

投資信託の特徴

投資信託の特徴
  • 運用はプロに任せられる
  • 資産を分配して投資
  • 少額の資金で可能

 

運用はプロに任せられる

投資信託には、運用会社のプロが在籍してます。

運用会社は、

  • 経済、金融関連のデータ収集&分析
  • 資産の投資方法

などあなたと決めた運用方針に沿って投資の判断をサポートしてくれます。

そのため、あなたがすることはほとんどなく、運用状況のレポートを見るだけ。

ですから、時間がない人でも投資が可能なのです。

ただ、運用期間によって手数料が取られてしまう、分配金は元手となるお金の切り崩しになってしまうことがデメリットでしょう。

 

資産を分配して投資

投資信託に投資することで、

  • 株式
  • 債権
  • 不動産投資信託
  • コモディティ

など資産を分配して投資することができます。

資産を分配することでリスクを軽減できるのがメリットです。

 

少額の資金で可能

投資信託は株と違って、少額の資金で運用が可能です。

証券会社によって申込金の最低金額は異なりますが、ネット証券であれば100円から投資信託を始めることができます。

 

投資信託のメリット

  • 銘柄の種類が多い
  • 小さい金額でも投資が可能
  • 銘柄の種類によって高い収益も見込める
  • 売買手数料が無料

 

投資信託のデメリット

  • 基準価格が1日1回しか更新されない
  • 元本保証がなく元本割れのリスクがある

 

まとめ|投資信託と株の違い

投資信託と株の違いは「運用目的」です。

まとめ
株:株価の変動が大きく、短期〜中期で売買益を目的に運用を行うことが多い
投資信託:分散投資でリスクを軽減し、中期〜長期で売買益を目的に運用を行うことが多い

以上がそれぞれの違いです。

一概に、「株がおすすめ」「投資信託がおすすめ」と断言することはできません。

あなたの「投資目的」を明確にすることでどちらがあなたに合っているのかを考えましょう。

例えば、時間があり短期的にお金を増やしたい方は「株」。時間が取れず、忙しく老後資金の目的であれば「投資信託」。

このようにあなたの投資目的を明確にしていきましょう。