万博チケット7500円 高すぎる?
大阪・関西万博の入場料は大人７５００円とすることが発表されました。この価格は高いのでしょうか、それとも安いのでしょうか。
開幕まで２年を切った大阪・関西万博。注目されていたのはチケットの料金です。
（２０２５年日本国際博覧会協会 十倉雅和会長）
「多くの方々に来場いただき、平準化を図るとともに、安定的な経営を実現する」
６月１４日に行われた博覧会協会の理事会で、チケットの基本料金を７５００円にすることを決定しました。当初、６０００円を基準に検討されてきましたが…。
（２０２５年日本国際博覧会協会 十倉雅和会長）
「（Ｑ過去の万博と比べるとチケット代が高く設定されているが？）昨今のセキュリティー状況や物価状況等々を踏まえて」
物価や人件費の高騰に加えて、韓国・梨泰院の雑踏事故を受けて対策を強化。さらに、安倍晋三元総理の銃撃事件や岸田総理の襲撃事件を受けてテロ対策を強化することから、チケット代も上振れする形となりました。
この７５００円という価格について街の人はどう感じているのでしょうか。
（街の人）
「そんなもんちゃう？なにもかも物価が上がってるし。大変と思いますよ」
「ＵＳＪより安い？くらいの感じでしたかね」
「ちょっと高いかなって思います。普段ライブ（６０００円）に行っていて、そこでも高いなと思っているので。同じような感じで高いなと思いました」
「めちゃめちゃ高すぎるわ。高齢者は来ていらないと。やっぱり３０００円までやね」
「安くても行かない」
博覧会協会はほかにも、過去の万博でも会期後半に来場者が増加する傾向にあることから、入場時期に応じて４０００円～６０００円と基本料金よりも割り引く前売り券を年内に販売する予定です。
関係者によりますと、チケット価格は６月中に国の承認を経て正式決定する見込みで、今年１１月にも割引価格での前売り券を販売開始するということです。
最終更新日：6/14(水)17:45 MBSニュース
