物価の上昇に賃金が追いついていない状況が続いています。
厚生労働省が6月6日に発表した4月の毎月勤労統計調査(速報)では、物価の変動を反映した「実質賃金」は前年同月比3.0%減少しました。減少は13カ月連続となり、マイナス幅は前の月の2.3%減から拡大しています。
6月1日に、大手電力7社による電気料金の値上げが実施され、家計負担が増加するほか、幅広い業種で価格転嫁による商品・サービスの値上げラッシュが起きる可能性もあり、さらに個人消費の下押しが懸念されます。
そこで帝国データバンクは、値上げの夏を迎えるにあたり、2023年夏季賞与の動向についてアンケートを行いました。
最終更新日:6/9(金)10:40 帝国データバンク