英首相がカープ靴下 企画担当驚き

英国のスナク首相が18日にはいていた広島東洋カープのロゴ入り靴下が、交流サイト(SNS)などで注目を集めている。広島県内の「靴下屋」全5店だけで販売されている限定品で、企画した担当者は「世界に発信されるなんて夢のようで震えが止まらない」と喜んでいる。



 スナク首相がはいていたのは「Carp」のロゴが入った真っ赤な靴下。18日夜、岸田文雄首相と会談した日本料理店で披露した。靴下屋広島本通り店(広島市中区)には19日、午前10時半の開店直後から同じ商品を買い求める客が訪れた。同店のオンラインショップでも販売していたが、ニュースで報じられてから15足ほどの在庫が完売したという。

 カープ靴下はデザインを変えながら販売し、今年で7年目という。デザインを考えたのは県内で靴下屋をフランチャイズ経営する会社の営業統括村井沙都子さん(45)。「衝撃すぎて今日は寝不足。広島の皆さんが喜んでくれることもうれしい」と笑顔を見せる。

 事前に英国側からの注文や問い合わせはなく「いつ入手されたのかは全く分からない」(村井さん)というが、18日午後に広島空港に降り立ったスナク首相の足元には赤い靴下がのぞいていた。靴下は男性用と女性用それぞれ4色あったが一部は既に完売。スナク首相がはいていた赤は、男性用だけわずかに残っているという。

最終更新日:5/19(金)21:36 中国新聞デジタル

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6463843

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