1対1筋トレ指導巡るけが 調査開始

トレーナーから1対1で運動や食事の指導を受ける「パーソナルトレーニング」による骨折や健康被害が多発しているとして、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は19日、調査を始めたと発表した。報告されている事故を分析し、再発防止策をまとめる。



 パーソナルトレーニングは、トレーナーが利用者のライフスタイルに合わせた指導をする新しいサービスで、運動不足解消やダイエットなどを目的にする人が多い。一方で、トレーナーは法的な資格保有の義務はなく、サービスの質もトレーナーの資質に委ねられている。

 国民生活センターによると、2017年度以降の約5年間で、パーソナルトレーニングによるけがや病気の相談が105件あり、そのうち女性が9割だった。ある30代女性は重量のあるバーベルを持ち上げ、徐々にウエートを重くするトレーニングで腰椎(ようつい)を骨折。また、糖質ばかりの食事をとるよう不適切な食事指導もされていた。【阿部絢美】

最終更新日:5/19(金)17:46 毎日新聞

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6463821

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