効果は? 圏央道4車線化から1カ月

NEXCO東日本関東支社は2023年5月12日、圏央道の久喜白岡JCT~幸手IC間について、4車線化完成から1か月後の交通状況を発表しました。



 圏央道の東半分にあたる久喜白岡JCT(東北道)~大栄JCT(東関東道)間の約92kmは暫定2車線で開通したため、現在、4車線化事業が進められています。このうち最初の区間として3月31日に久喜白岡JCT~幸手IC間(8.5km)、境古河IC~坂東IC間(9.1km)が4車線になりました。

 久喜白岡JCT~幸手IC間は、車線が減少する場所や道路勾配が変化する場所で、交通集中に伴う慢性的な渋滞が発生していたといいますが、次の通り内・外回りともに渋滞が解消したそうです。

・外回り:渋滞回数8回→0回
・内回り:渋滞回数45回→0回
※集計期間=2023年4月1日~27日、前年同期との比較。

 また、4車線化後の平均断面交通量は、久喜白岡JCT~幸手IC間で1日3200台増の3万6500台、境古河IC~坂東IC間で同1800台増の2万500台にそれぞれ増加しているとのことです。
 
 ただ、幸手ICと境古河ICのあいだ、新4号国道に接続する五霞ICの前後は暫定2車線のままで、既存の本線を活用した対面通行です。幸手~五霞間は「2024年度まで」、五霞~境古河間は「2025~26年度」、そして92km全ての4車線化は2026年度までに順次開通予定とされています。

最終更新日:5/16(火)16:07 乗りものニュース

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6463453

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