家電量販店最大手のヤマダホールディングス(HD、旧ヤマダ電機)は18日、九州を地盤とする傘下のベスト電器(福岡市)などの吸収合併を柱とする事業再編策を発表した。主力子会社のヤマダデンキ(群馬県高崎市)にベストやマツヤデンキ(大阪市)など計8社を集約し、新型コロナウイルス禍で課題となっているグループ管理部門のコスト削減や経営効率化につなげる。
子会社再編後もベスト電器やマツヤデンキなどの店名は維持する。8社は他に「TSUKUMO(ツクモ)」店運営会社(高崎市)、星電社(神戸市)など。大半を7月1日付で吸収する。集約後、ヤマダデンキは北海道から九州まで全国11地域の社内分社体制を導入する。
最終更新日:1/19(火)8:37 時事通信