ゴールデンウィークで一部の宿泊施設から悲鳴が上がっています。
施設によっては受け入れを制限しなければならないところも出ています。その要因とは…
ホテルスタッフ:ありがとうございます。
山梨県富士吉田市のホテル鐘山苑です。
ホテル鐘山苑 宿泊営業部 市川伸部長:
ゴールデンウィークは連日満室。地元の取引先の企業様と多くの皆様がかかわっているので大変喜ばしい状況。
宿泊需要が回復し3月中旬から5月上旬までは平日、休日問わず120ある客室がすべて満室です。しかし危機感も…。
ホテル鐘山苑 宿泊営業部 市川伸部長:
コロナピーク時に一番問題になったのは従業員が出勤できないこと。
3月からマスクの着用が個人の判断に緩和されましたが、こちらでは従業員のマスク着用を徹底し、利用客の検温や使用した部屋の消毒など感染症対策は継続していく考えです。
ホテル鐘山苑 宿泊営業部 市川伸部長:
繁忙が続くと感染対策が行き届かなくなることも考えられる。感染対策の強化を並行してやっていかなくてはならないので嬉しい気持ちと緊張感半々が本当の心境。
赤羽亮平記者:
観光客の回復が見られる富士北麓地域ですが、中には受け入れを制限している施設もあります。
じらごんの富士の館 スタッフ:
現在2階の部屋はすべて使っていない。
鳴沢村の宿泊施設じらごんの富士の館です。こちらでは新型コロナウイルスの影響で観光客が激減したことをきっかけに従業員の数が感染拡大前の半数に減りました。
ゴールデンウィークを前に予約の問合わせは相次いでいますが、人手不足のため、108ある客室の稼働は6割から7割にとどめざるを得ないといいます。
じらごんの富士の館 渡辺亮支配人:
ほとんどお客さんがいない状態が毎月続いて、この業界を離れる人が多かった。お客さんが急に戻ってきたにも関わらず人員の補充が追いついていない。つらいですね・・・
じらごんの富士の館 スタッフ:
こちらは120人入るレストランですが、フロントスタッフが手伝って対応している。
最終更新日:4/26(水)10:38 UTYテレビ山梨