[東京 20日 ロイター] - パナソニック ホールディングスは20日、2003年から販売している衣類乾燥除湿機について、事故防止のためリコールを行うと発表した。製造打ち切り後8年以内の製品は無料で代替品と交換、8年を過ぎて、補修用性能部品の保有期間が過ぎた製品についてはタイプに応じて現金1万─2万円で引き取るとしている。
2007年から製品内部の除湿ローター付近から発煙・発火する事故が日本国内で11件、発煙事象が香港で1件発生したという。リコールの対象となるのはデシカント方式とハイブリッド方式の除湿器で、台数は国内向けが157万1167台、香港向けが6万8065台、計163万9232台としている。
最終更新日:4/20(木)17:06 ロイター