【ニューヨーク共同】米司法省は14日、トヨタ自動車が排ガスに関連する環境規制に反し、米環境保護局(EPA)への不具合の報告が遅れたとして、制裁金1億8千万ドル(約186億円)を支払うことで合意したと発表した。
報告遅れは05年ごろから少なくとも10年間に及び、司法省は声明で「リコールの遅れや回避につながる可能性がある行為」と批判した。
トヨタは声明で「約5年前に報告手続き上の齟齬を認識し、遅れがあった報告書を全て提出した」と説明。問題を指摘された期間中もリコール対象の顧客には不具合の可能性を通知し、改修を実施していたと強調した。
最終更新日:1/15(金)12:34 共同通信