多くの小学生が教材を入れるカバンとして使用しているランドセル。非常に高い価格帯の商品が多いといった印象を持つ人もいるでしょう。
ランドセルは、時代を追うごとに料金にも変遷がみられます。100年前のランドセルの料金を把握している人は、おそらく多くはありません。
今回は、ランドセルの料金が過去100年でどの程度変わったのか、その他の物価などとも比較しながらみていきます。
平成元年のランドセルの料金は2万8000円ほどだったため、昭和から平成になっても、ランドセルの料金が上がり続けていることがわかります。翌年の平成2年には3万円を突破。このときの大卒男子の初任給は17万円ほどだったため、よりランドセルが高級品となっていることもうかがえるでしょう。
ただ、バブル景気崩壊後の平成4年から平成16年までは3万5000円ほどで推移します。そこから平成21年頃までは、3万円台前半でランドセルが購入できました。
しかし、平成22年頃から再び上昇し始め、平成26年には4万円台に到達。平成30年には5万円を超えてきており、物価動向によっては今後も上昇する可能性があります。
最終更新日:4/5(水)20:38 ファイナンシャルフィールド