北日本放送2011年4月に発生し、5人の死者を出した焼肉酒家えびすの集団食中毒で、店を経営していたフーズ・フォーラスが申し立てていた特別清算が、破産手続きに移行したことが分かりました。
焼肉酒家えびすの集団食中毒は、2011年4月から5月にかけ発生し、県内の4人を含む5人が亡くなりました。
債権者によりますと、3月28日付けで金沢地方裁判所から破産手続開始通知書が届いたということです。書面には2012年にフーズ社が申し立て、裁判所の管理のもと進めていた特別清算手続きは「破産手続きを開始するため終了した」と記載がありました。
金沢地裁は取材に対し「非公開の手続き」を理由にコメントを控えました。破産管財人の事務所は「特別清算手続きのため、債権者と交わすことが必要な『協定』を結ぶことが出来なかった」としています。
最終更新日:4/3(月)12:28 北日本放送