回転寿司チェーン大手の一角「はま寿司」で、消費期限切れのネタを提供する行為が横行していた疑いがあることが分かった。今回、福島県にある「はま寿司 郡山堤店」の3人の従業員が「 週刊文春 」の取材に応じ、実態を告発した。
「これでは安くて新鮮なお寿司を楽しみに来てくれるお客さんへの裏切り行為です」
そう憤るのは、従業員のA氏である。
さらに、A氏はこう証言する。
「こうした問題行為は郡山堤店に限った話ではないはずです。私が他県の店舗などにヘルプに行ったときにも普通に見かけたことがありますから」
こうした行為が横行している実態について、はま寿司本社に内部告発がなされたのは今年2月。その結果、2月4日にゼンショーの子会社によって「はま寿司 郡山堤店」への立ち入り検査が行われたという。
3月下旬、郡山堤店の店長を直撃すると、
「申し訳ないですが、すべて本部を通してください」
そこでゼンショーに尋ねると、
「回答期限までに詳細な事実確認が難しいので、確実にお答えできるもののみ」と断ったうえで、広報室より回答があった。
最終更新日:3/29(水)20:36 文春オンライン