(ブルームバーグ): 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)などの銀行株が午後に入って下げ幅を拡大した。週末にスイスの銀行大手UBSグループによるクレディ・スイス・グループの買収合意や世界の中央銀行が米ドル流動性供給の拡充で協調行動を取ることが表明され、金融不安を巡る警戒感が後退。午前の取引では買い優勢の局面もあったが、不安払拭(ふっしょく)には至らず下落して取引を終えた。
クレディ・スイス証券などが入っている東京都港区のオフィスビルでは同日午前、混乱はなく普段通りの様子だった。
最終更新日:3/20(月)16:03 Bloomberg