JR東日本は、18日から国内の鉄道会社で初めて変動運賃制を導入する。通勤ラッシュとなる平日朝の乗車を避ける場合、新たに発行する定期券が約1割安くなる。一方、いつでも使える従来の定期券は1・4%値上げする。混雑を緩和し、関連経費の削減にもつなげたい考えだ。(木瀬武)
首都圏の私鉄各社も、18日から値上げに踏み切る。いずれも切符の初乗り運賃で10円引き上げる。コロナ禍から日常生活に戻りつつあるが、在宅勤務の定着もあって、鉄道事業の収入は回復していない。値上げによって設備投資に必要な資金を確保する。
最終更新日:3/18(土)15:02 読売新聞オンライン