日本生命 内勤職に5.5%の賃上げへ

[東京 8日 ロイター] - 日本生命保険は2023年の春季労使交渉(春闘)で、全国の内勤職員の定期昇給や一時金を含めた給与水準を5.5%程度引き上げると労働組合側に回答した。営業職に続く引き上げで、同社の内勤職員にとっては過去30年間で最大の賃上げとなる見通し。



全国の内勤職員は約2万人で、今回の給与引き上げにより人件費の総額は50億円超増える見込み。同社広報部によると、労組は具体的な賃上げ率の要求はせず「管理職・非管理職の全層において前年比プラスとなるよう最大限の対応」を求めていた。

賃上げ決定について広報部は「物価上昇の影響もある中、コロナ禍において現場を支える実務者層に報い組織基盤の安定化を図るとの観点から、非管理職層の月給引き上げ幅を管理職層よりも大きく設定した」と説明している。

日本生命は昨年12月、全国の営業職員約5万人について、給与水準を7%程度引き上げる方針を明らかにしている。

最終更新日:3/8(水)17:26 ロイター

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6456322

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