ゼンショー バーガーで苦い経験も

ロッテリアが4月1日付で買収されることが16日、発表されました。買収先は多くの外食事業を持つ“外食業界の巨人”ゼンショーホールディングスです。買収の狙いはどこにあるんでしょうか?


16日夕方、突如発表されたゼンショーによるロッテリアの買収。ロッテリアの歴史は古く、1号店はおよそ50年前の1972年に東京・日本橋に開業し、日本人好みのファストフードを掲げました。

日本の経済発展とともに、店舗数の拡大を進めたロッテリアですが、2000年代に入るとファストフード業界の競争が激化し、業績は低迷。そこで、経営再建に白羽の矢が立ったのが、ユニクロ出身で当時企業再生会社を立ち上げたばかりの玉塚元一氏でした。

会長となった玉塚氏のバックアップのもと、ロッテリアは絶品チーズバーガーなどの新たなヒット商品を開発。再び気を吹き返すかと思いましたが、2020年からの新型コロナの流行で店舗数も徐々に減っていきました。

玉塚氏はローソン社長などを経て、2021年にロッテホールディングスの社長に就任。そんな玉塚氏が今回、ロッテリア売却の最終決定をしたのです。玉塚社長は今回の買収について「ロッテリア、ゼンショーホールディングス、ロッテホールディングスにとって新たな成長を目指していくベストな選択肢と考えている」とコメントを発表しています。

売却額は非公表で、店名のロッテリアは当面変わらない予定です。

最終更新日:2/22(水)9:22 テレ東BIZ

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6454762

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