今年は西暦2023年、元号で言うと令和5年です。しかし、カレンダーの中には「平成35年」「昭和98年」と併記されているものがあります。なぜ過去の元号で書かれているのでしょうか?(withnews編集部・河原夏季)
中戸若松では年間60種類ほどのカレンダーを出版していますが、中小零細企業が顧客へ配布するためのカレンダーが多いといいます。「我々があらかじめカレンダーの土台を作り、空白部分に企業の名前を入れています。企業は自社の顔としてカレンダーを出され、広告効果もあります」
元号の併記を始めたのは、1998(平成10)年のカレンダーから。「昭和より七十三年」「大正より八十七年」と記載しました。
「今が昭和98年と書く社もあれば、うちのように元年から数えて98年目という意味で『昭和より98年』と書く場合もあります」
現在では「昭和元年(大正15年)1926年」「平成元年(昭和64年)1989年」「令和元年(平成31年)2019年」と、それぞれ「元年」が西暦何年に当たるのか書かれたカレンダーも出版しているそうです。
最終更新日:2/22(水)7:07 withnews