都内で閉店 おかしのまちおか異変

「お菓子業界のオピニオンリーダー」として快進撃を続けてきた菓子専門店「おかしのまちおか」(運営会社「株式会社みのや」)に“異変”が起きているという。最大の店舗数を誇り、“成長の中心地”と呼ばれた東京都内で「閉店が続いている」と嘆く声が絶えないのだ。その真相に迫った。



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実は都内とは打って変わって、東京以外ではまちおかの出店攻勢が続いている。昨年だけでも大阪や岐阜、愛知、神奈川、千葉、埼玉県などに店舗を続々とオープン。注目すべきはその出店先で、大半がイオンモールやららぽーとといった大型商業施設内という特徴が見えてくる。

「モール内に出店することで店舗サイズが大きくなっても、都心部に比べると家賃はまだまだ安い。また大型商業施設内であれば人の往来は自動的に確保できるため、駅前店と変わらない効果も期待できる」(森永氏)

 と、理にかなった出店戦略に専門家も舌を巻く。また近年、まちおかはプライベートブランドのオリジナル商品の開発にも力を入れ、さらに横浜やさいたま市、三重県鈴鹿の3カ所に自前の物流センターを持つなど、業界の先駆者として柔軟な変化を遂げてきた歴史があるという。

 経営戦略を訊ねるため、運営会社の「みのや」に取材を申し込んだが、

「申し訳ないですが、取材にはご協力できません」(同社総務部)

 と詳細の開示は拒まれた。

 まちおかの成長は嬉しい反面、近所からなくなるのは「やっぱり寂しい」というのが本音だろう。

最終更新日:2/6(月)16:00 デイリー新潮

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6452972

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