鳥インフル 鶏卵価格への影響注視

高病原性鳥インフルエンザが今季、各地の農場・施設で猛威を振るっている。10月下旬から発生件数、殺処分数とも過去最悪の勢いで増え、これまで養鶏場で感染例のなかった5県でも初めて確認された。国は全国規模の緊急消毒に着手したが、大量の殺処分を担う自治体からは「対応できる範囲を超えている」との悲鳴が上がり、養鶏農家にも不安の声が広がる。(森田啓文、鈴木瑠偉)

鳥インフルは、ウイルスを保有した渡り鳥が、ロシア・シベリアの営巣地から越冬のために南下することで広がる。そのウイルスに野鳥や小動物が感染し、養鶏場などに持ち込まれる。そのため、国内では晩秋から春が発生のシーズンだ。しかし、欧州では今夏、多くはないものの発生が続き、「オフシーズン」がなくなっている。フランスの農場では、昨年10月以降の1年余りで1487件の感染が確認された。

最終更新日:12/31(土)18:08 読売新聞オンライン

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6449276

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