突然閉店 電子マネーも戻らず混乱

大阪、京都で4店舗を運営していたスーパーチェーンが10月、予告なく閉店し、店が独自に導入していた電子マネーの残高が使えない事態となっている。会社は破産手続きを進めており、残高が返還されるめどは立っていない。「買い物難民」も発生し、地域に混乱が広がっている。(滝口憲洋)

大阪府茨木市山手台は丘陵地にあるニュータウンで、約6200人が居住するが、閉店で地区にスーパーがなくなった。一番近いスーパーは数キロ離れており、地区の高齢化率は5割近く、徒歩や自転車で買い物に行くのは困難な住民も多い。住民でつくる街づくり協議会は急きょ業者に依頼し、10月9日から毎週日曜にトラックで食材などを運んでもらっている。しかし、吉田宏一会長(80)は「あまりにも突然の閉店で住民は混乱している。業者がいつまで来てくれるかわからない」と不安を口にした。

最終更新日:11/12(土)19:35 読売新聞オンライン

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6444501

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