セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の百貨店「そごう・西武」が、米ファンド傘下で新たなスタートを切ることとなった。そごう・西武を買収した「フォートレス・インベストメント・グループ」は不動産案件を強みとしているものの、百貨店の経営手腕は未知数だ。百貨店の姿が大きく変わる可能性もある。
ただ、百貨店の経営環境は厳しい。ユニクロなどの専門店が台頭したほか、インターネット通販が拡大。1990年代前半に10兆円弱あった百貨店業界の売上高は2021年には4・4兆円と半減している。
最終更新日:11/12(土)18:11 読売新聞オンライン