日銀総裁 再任の希望まったくない

日銀の黒田東彦総裁は10日、参院財政金融委員会で、来年4月の総裁任期満了後の進退について「(次期総裁に)再任されたいとか、そういう個人的な希望はまったくありません」と話した。国民民主党の大塚耕平議員の質問に答えた。



 黒田氏は続投の意思を問われ、「総裁の任命は内閣が国会の同意を得てする。私から何も申し上げることはできない」と断った上で「個人的な感想だが、来年4月でちょうど2期10年になる。再任されたいとか、希望するとか、そういう個人的な希望はまったくありません」と述べた。

 日銀総裁に多選禁止はなく、金融緩和に積極的な「リフレ派」の一部などから黒田総裁の続投を求める声が上がっている。78歳の黒田氏は現在でも1882年創立の日銀の歴史の中で最年長の総裁となっている。【杉山雄飛】

最終更新日:11/10(木)14:31 毎日新聞

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6444279

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