2020年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前日比123円98銭安の2万7444円17銭となり、大納会としてはバブル経済の最盛期だった1989年(3万8915円87銭)以来、31年ぶりの高値を付けた。今年の日経平均は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大幅に値下がりした後、主要中央銀行による金融緩和でマネーが流入し、3月の最安値から7割上昇した。ただ、株価水準は実体経済とかけ離れており、先行きは見通せない。
最終更新日:12/30(水)17:41 時事通信