カントリーマアム小さく? 真相は

物価の高騰が止まらない。相次ぐ食料品の値上げは大々的にニュースでも取り上げられたが、帝国データバンクの調査によると、2022年10月には6500品目以上もの値上げが予定されている。菓子の原材料も高騰し、一部の菓子について「サイズが小さくなった」「容量や数が少なくなった」など、消費者の嘆きが止まらない。



「外はサックリ、中はしっとり」とした食感が楽しめる「カントリーマアム」も同様で、「だんだんとサイズがちいさくなっている」といった噂がSNS上で囁かれ続けているほか、サイズの違うカントリーマアムの写真が掲載されているものもある。

 原因は、原材料の高騰や物流費の上昇とも言われているが、実際はどうなのか? カントリーマアムを製造する、株式会社不二家の広報担当者に聞いた。

さらに担当者は、「お徳用の大袋とは別の定番商品として、品質の異なる『カントリーマアム(贅沢バニラ/贅沢チョコ)』がございます。こちらの商品の1枚あたりの重量は標準10.6gとなります。また他にも季節限定商品や、企業限定商品、1枚入りの大判サイズのカントリーマアムなど、企画により重量が異なるものもございます」と続けた。

 規格重量以上で生産されていた昔のカントリーマアムと、特別商品や均一に生産できるようになったものが比較され、「だんだん小さくなっている」と騒がれた可能性があるようだ。また、同社提供の資料では、サイズが判明している1992年の11.5gと現在の10.0gでほとんど差は出ていない。

 発売当初から2回、1枚あたりのサイズ変更をおこなっている原因については、こう回答してくれた。

「1996年のサイズ変更については残念ながら記録が残っておりませんが、2014年のサイズ変更は当時の原料価格の上昇が主な要因です。カントリーマアム大袋の枚数の減少については原料価格の上昇だけではなく、家族の構成人数が減ってきたことなども要因として挙げられます」

最終更新日:10/29(土)17:20 bizSPA!フレッシュ

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6443092

その他の新着トピック