SMBC日興 公判で相場操縦認める

SMBC日興証券をめぐる相場操縦事件で、金融商品取引法違反の罪に問われた法人としてのSMBC日興証券と元執行役員の初公判が28日、東京地裁で開かれました。



法人を代表して出廷した近藤雄一郎社長は、起訴された内容を認めました。

元執行役員の杉野輝也被告は、特定の銘柄の株価を意図的に維持するため、買い注文を大量に入れるなど不正な株取引を行った相場操縦の罪に問われています。また、法人としての「SMBC日興証券」も起訴されています。

28日の初公判には、法人を代表して近藤雄一郎社長が出廷し、起訴された内容を認めました。近藤社長は「お客様および関係者のみなさま、社会のみなさまに大変なご迷惑をおかけしたことを、深くおわびしたいと思います」と述べました。また、杉野被告も起訴内容を認めました。

この事件では、ほかに元副社長など5人が起訴されていますが、公判はまだ始まっていません。

SMBC日興証券が今年6月に公表した調査委員会の報告書では、事件の背景として、「現場レベルから経営レベルに至るまで社内全般にわたり、業務に潜在する様々なリスクに対する危機意識が低い」などと指摘されていました。

最終更新日:10/28(金)11:33 日テレNEWS

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6442974

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