消えた行列 年の瀬の景色一変

All Nippon NewsNetwork(ANN)お正月の準備を進める東京・浅草の店や施設は複雑な思いを口にしました。

 年の瀬の風物詩も景色は一変しました。例年、帰省ラッシュがピークを迎える29日。お土産を抱えた帰省客の行列も姿を消しました。東海道新幹線は去年の40%程度の予約率となりました。人々は年の瀬をどう過ごしているのでしょうか。
 浅草のシンボル「花やしき」。年末年始無休の遊園地、子どもたちも色々と大変だった一年を、つかの間忘れていました。普段は地方からの客も多い花やしき。今年は都内からの客も増え、こんな親子にも出会いました。
 都内在住:「『としまえん』もなくなったので花やしきに来ました。普段だと実家(山梨)に帰ってるけど、自粛して東京で過ごします」
 近場で年を越す人も多いのでしょうか。浅草は、にぎわっているようにも見えます。ただ、地元の人々の表情はさえません。「コロナ」や「GoTo」、次々と翻弄(ほんろう)された観光地。人々は知恵を絞り、この苦境を乗り越えようとしています。
 以前は外国人や高齢者でにぎわった、すし店。回転すし店をやめて心機一転、再スタートを図っていました。若者にも来てもらえるよう1000円以下で大トロや中トロが食べられる握りやランチで海鮮丼も始めました。
 今、流行りのものを取り入れている外国人にも人気だった似顔絵店。写真を撮り、絵を描く、いわば「リモート似顔絵」。実際に店に来なくてもZOOMでできる本格リモートもやっています。15分後、「面白め」の桝田アナウンサーが完成しました。

最終更新日:12/29(火)21:15 テレビ朝日系(ANN)

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6380781

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