日産とルノー「対等出資」が有力

日産自動車と仏ルノーの資本関係見直しをめぐる協議が大詰めを迎えている。ルノーの日産への出資比率を現在の43%から15%に引き下げる案が有力。ルノーが設立予定の電気自動車(EV)の新会社には、日産と、両社とアライアンス(提携)を組む三菱自動車が、ともに出資を検討している。11月半ばまでの合意をめざす。



 関係者によると、日産はルノーから日産への出資比率を15%に引き下げるよう求めている。複数の候補のなかで最有力案だといい、これを軸に協議が進んでいる。合意に至れば、ルノーと日産が相互に15%ずつ出資することになる。

■日産、EV新会社に出資も検討

 現状ではルノーは日産への議決権をもつが、日産はルノーに議決権をもたないため、「不平等条約」といわれてきた。日産幹部は「提携を強くしていくには、資本を対等な関係にすることが必要だ」と語る。

最終更新日:10/25(火)11:26 朝日新聞デジタル

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6442659

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