近年、全国のショッピングモールなどの商業施設で増えているものがあります。それが「駐車券なし」「出入庫のゲートなし」というチケットレス駐車場サービスです。
この新しいサービスは、一体どのような仕組みになっているのでしょうか。
出入庫時に、クルマの中から精算機に幅寄せして、チケットをとったりお金を投入したりする面倒がないのも嬉しいポイント。
また通常の駐車システムの場合、支払いなどでモタモタしていると後続車が連なりいつしか渋滞の元になるのは、相当のストレスです。
チケットレス駐車システムなら清算は必ず乗車前ですし、ゲートもないから出庫もスムーズです。
慣れてしまえば、非常に簡単でスムーズなシステムといえるでしょう。
一方、駐車場サービスを提供する商業施設としても、入庫や出庫の渋滞が減りますし、出庫ゲートへの接触事故も発生しません。
ちなみにリスクとして気になるのは、出入庫のゲートがないことから、駐車料金を支払わずに出て行ってしまう客がいるのではないかという点です。
しかしピットデザインの調べでは、スマートパークで未払い出庫してしまうクルマは、わずか0.2%しかないのだとか。
同社によると、通常のゲートがある駐車場でも未払い出庫が0.7~0.8%ほどあるということですから、むしろチケットレス駐車システムのほうが未払いは減っているといいます。
これは「自分のクルマのナンバーが撮影されている」とユーザーが認識しているのが、未払いを防ぐことに繋がっているのではないでしょうか。
このように利点が多く、今後も普及が期待されるチケットレス駐車システムですが、同社では駐車券なし&ゲートなしだけでなく、さらなる便利なサービスを用意していました。
最終更新日:10/22(土)21:32 くるまのニュース