三菱電機が一連の品質不正問題で複数の役員を追加で処分する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。外部の専門家でつくる調査委員会の調査の結果、新たな不正が発覚したとみられます。
あすの取締役会で処分を決定し、調査委員会が最終報告書を公表する見込みです。
三菱電機をめぐっては、これまでに▼鉄道車両向けの空調機器や、▼アメリカ向けのエレベーター部品、▼車のETC設備をはじめ国内すべての製造拠点の7割にあたる16か所で、あわせて148件の不正行為が次々と判明。当時の杉山武史社長や柵山正樹会長が引責辞任したほか、役員らを処分していました。
最終更新日:10/19(水)22:50 TBS NEWS DIG Powered by JNN