バブル期に開発されたあるニュータウン。都市部からは遠く離れているものの、夢がありました。開発から40年後のいま…荒れ放題の土地や、朽ちた住宅も目立つように。ここに新しく移り住む人も出てきましたが、そこには大きなハードルが…
いま、何が起きているのか『ツイセキ』しました。
大阪・JR茨木駅から車で進むこと40分。看板が立ててあり、その先に行こうと思ったら道路幅が狭く、車が通れるかどうか不安になりました。
【記者 リポート】
「結構細いですね…溝に落ちないか心配なんですけど、なんとかいけました。ちょっとこれ…」
【茨木台ニュータウン 見立南区長 堀内政八郎区長】
「土地を買ってから半年ぐらいたったら土地を売ってくれっていう話がね、『3倍ぐらいで買うから』と。まさにバブル。最初投資っていうことで考えて」
しかし、夢の計画は実現しないまま、バブル崩壊。開発業者は倒産すると思わぬ事態に。
【増澤省太さん】
「お買い得でしょ。その人次第だと思うんですよ。本当にもうリモートになったいまとなっては、逆にここが会議室になりますから。ゲームするもよし、ネットで遊ぶもよしね」
看板の業者に話を聞きにいくと…
【田中さん(仮名)】
「(契約は)7年前だと言ってたわ。7年前は契約できないからね。うちの親父はその時生きてたけど寝込んでたし。元々の会社から変わってるから、まったく我々わからない。『ご迷惑なら看板抜きましょうか』と言われたので、その必要ないけど、その代わり売ってと言いました。納得はできないけど追及もできない」
最終更新日:10/15(土)12:15 関西テレビ