【ワシントン時事】米労働省が13日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.2%上昇となった。
原油相場下落を反映し、伸び率は3カ月連続で鈍化した。ただ、市場予想(8.1%)を上回り、依然として高水準だった。連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ抑制に向け、大幅利上げを続ける構えだ。
変動の激しい食品とエネルギーを除いた「コア指数」は前年同月比6.6%上昇。伸び率は2カ月連続で拡大し、1982年以来40年ぶりの大きさとなった。FRBはインフレの先行きを占う指標としてコアを重視している。
最終更新日:10/13(木)23:37 時事通信