スーパーマーケットが「セルフレジ」を悪用した万引き被害に頭を悩ませている。バーコードの読み取りや精算を客が自ら行うセルフレジは、人件費削減への期待などから普及が進むが、万引き犯に「人の目」の少なさにつけこまれた格好だ。故意の万引きと悪意のない精算ミスを見分けづらい難点もある。店側は、レジに客を撮影するカメラを取り付けるなど対策を急ぐ。(河津佑哉)
一方で、関東や九州などで300店舗以上を展開するスーパーの担当者は「故意にレジを通さなかったのか、ミスなのかを見極めるのが難しい」と明かす。
最終更新日:10/10(月)23:54 読売新聞オンライン