関越で菓子配布 岩塚製菓とは

12月16日からの大雪により、関越自動車道では最大2100台の車が2日間にわたって立ち往生した。その渦中に注目されたのが、おせんべいやおかきなどの製造を行う、ジャスダックスタンダード上場の岩塚製菓(本社:新潟県長岡市)だ。

 委託先配送トラックの運転手が同社の同意を得て、積み荷のお菓子を周囲のトラックに配布。実際に受け取った別のドライバーがSNS上にエピソードを公開したことで注目された。

 同投稿には「これまで以上に岩塚製品の商品を食べます」など同社の行動に対して好意的なコメントが並んでおり、同社にも直接、電話やメールを通じて応援のメッセージが届いているという。同社の竹部雅伸総務部長は「中には『正直今まで知らない会社だったけど、これから買います』という声も多かった」と、大きな反響に驚きを見せる。

旺旺集団は台湾から中国大陸に進出した総合食品メーカーで、2019年の売上高は円換算で3313億円にのぼる。

 岩塚製菓も、旺旺集団も、コロナ禍による巣ごもり需要により売り上げが好調だ。その結果、2021年3月期の旺旺集団からの配当金は約22億円と、記念配当のあった2020年3月期と並ぶ過去最高額。岩塚製菓の予想を大きく上回り、 業績予想を上方修正した。2021年3月期は売上高232億円、経常利益31億円を見込み、2割の増益を予想している。

最終更新日:12/27(日)10:25 東洋経済オンライン

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6380581

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