TBS NEWS DIG Powered by JNN給食大手のシダックスの株式取得を目指し、食品宅配のオイシックスが実施しているTOB=株式公開買い付けが、成立する見通しとなったことが分かりました。
オイシックスはシダックス株の最大33%余りの取得を目指し、TOBを実施しています。
しかし、シダックスの主力のフード関連事業について、▼オイシックスとの協業を進めたいシダックス創業家と、▼他社との協業も検討するべきだとする取締役会が対立。オイシックスは二度にわたってTOB期限を延長していました。
関係者によりますと、シダックスの創業家と取締役会などで協議を重ねた結果、対立点だったフード関連事業の扱いについて「オイシックス以外の企業との協業も公平に検討する」という条件を加えることで合意したということです。
シダックス株を保有する投資ファンドもこの合意を受け入れ、異例の展開となってきたシダックスへのTOBは成立する見通しとなりました。
最終更新日:10/7(金)4:18 TBS NEWS DIG Powered by JNN