帰省に悩む年末年始 混雑なし

Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないなか、年末年始をどう過ごすのか。帰省の動きにも大きな影響が出ています。

 「連休初日の東京駅です。今年は人が少なく、かなりまばらな印象です」(記者)

 例年であれば乗車率が100%を超え、人であふれる新幹線のホームですが、今年は閑散としています。JR各社によりますと、東海道新幹線の年末年始の指定席の予約は前の年より75%減り、過去最低で、26日の自由席の乗車率は最大60%、北陸新幹線は最大40%、東北・上越新幹線は最大30%でした。帰省する人も、年末年始の過ごし方に悩んでいるようです。

 「ずっと(実家に)帰っていなかったので、1年間我慢していて。家族以外には会わない予定です」(利用客)

Q.年末年始の家族との過ごし方は?
 「どこも、多分出ないと思います。寝るところも部屋は別々にしようと思います」(利用客)

 また、空の便は国内線の予約が前の年のおよそ4割に留まっていて、国際線のロビーは人影もまばらでした。

 26日朝のJR岡山駅でも、例年のような帰省客による混雑は見られませんでした。東京発ののぞみ号が到着しても、降りてくる乗客はまばらでした。

 「ちゃんとPCR検査を受けてきたのでいいかなと。『自分が広げるのは嫌だな』というのはあります。人混みには行かないように気をつけようと思います」(東京から岡山に帰省する人)
 「今回は観光もしないですぐ帰ろうと思う」(仕事で京都から来た人)

 一方、富山空港では関東圏からの帰省客の姿が見られました。感染防止のため、コロナ禍の正月は挨拶回りだけで、実家で過ごせないと残念がる人もいます。

 「親類の家には泊まらず、ホテルに滞在して迷惑をかけないように」(神奈川からの帰省客)
 「会いたい人に会えないのは残念だけど、このご時世なので仕方ない」(神奈川からの帰省客)
(26日17:17)

最終更新日:12/26(土)17:58 TBS系(JNN)

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6380549

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