今年8月、石油元売り最大手・ENEOSホールディングスの代表取締役会長を務めていた杉森務氏(66)が、突如辞任を表明。その理由として「一身上の都合」とだけしか説明がなかったことで業界関係者、投資家たちから困惑の声が上がったが、その背景には、杉森氏が今年7月に沖縄で女性に対して行った“凄絶な性加害”が隠されているというのだ。
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一連の杉森氏の性加害を隠蔽(いんぺい)したのではないかとENEOSに見解を質すと、
「元会長による不適切な言動は当社にとって受け入れがたいものであるとして、元会長に速やかな辞任を求めるなどの対策を講じました。元会長も深い反省を示し、辞任届を出したことから受け入れることとしたものです。その一方で、当社は被害女性が当時のことを思い出すことに非常なストレスを感じておられる旨をお伺いしており、辞任理由における本件への言及も含めて、プライバシーに関わる恐れがある情報発信は厳に控えておりました」(ENEOSホールディングス広報部)
当の杉森氏が住む都内の自宅を何度も訪ねたが、家人が「本人は不在です」と繰り返し、誠意ある対応はなかった。
9月22日発売の「週刊新潮」では、凄絶な性加害の全容について詳報する。
最終更新日:9/22(木)11:38 デイリー新潮