対面重視 明治安田5000人増へ

明治安田生命保険の根岸秋男社長は20日までにインタビューに応じ、営業職員を2021年度からの10年間で5000人増やし、計4万人体制にする方針を明らかにした。根岸社長は「営業職員にこだわりたい。そこに成長のイメージがある」と述べ、新型コロナウイルス感染症が広がる中でも対面営業を重視する考えを示した。



 同社は新型コロナを受け、今年度を初年度とする中期経営計画を1年先送りし、営業職員が既存契約者に手厚く対応する体制を取った。この結果、契約者満足度調査で過去最高を記録。根岸氏は「次につながる手応えを持てた」と語った。

 一方、契約者と対面での接触が制限される中では、営業のデジタル化も課題となる。根岸氏はデジタル化の取り組みは避けられないとしつつ、「人のぬくもりを感じられる形で進めたい」と述べた。

 また「人生100年時代」を見据え、「生保業界が頑張って国民の健康度を上げないといけない」と強調。来年度上半期に病気の早期発見や重症化予防を促すサービスを始める方針を明らかにした。

最終更新日:12/21(月)16:27 時事通信

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6380025

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