オーケーのポップ 正直すぎる訳

オーケーが、12年連続で顧客満足度が最も高いスーパーに選ばれた(2022年度JCSI第1回調査より)。オーケーは首都圏を中心に130店舗以上を展開する食品スーパーだ。運営元のオーケー(横浜市)は、高品質・低価格を掲げ、旬の知らせや価格変動に関する情報を発信するなど、売り場での情報発信を強化している。



 オーケーを訪れた際、青果売り場で興味深いPOPを見つけた。商品の状態を“正直”に伝えている「オネスト(正直)カード」だ。南アフリカ産のグレープフルーツには「フロリダ産に比較して甘みが不足しており、若干の酸味がある」と書いてあった。こんなに正直に商品のマイナス面を伝えて大丈夫なのだろうか? オーケー広報にオネストカードを実施する理由を聞いた。

同社は他にも、青果売場を中心に「旬のお知らせ」として「はしり(出始め)」「たけなわ(最盛期)」「なごり(販売終了)」に分けて季節の状況を伝えている。また、値上げ、値下げの事前告知も実施している。

 「加工食品の売場では、『値上げ前にお買い求めください』のお知らせを掲示しています。お客さまには、メーカーから値上げの発表(または当社への連絡)がある場合には、前広にお伝えしています。値上げ前にご購入いただくことをお勧めし、他社に先駆けての値上げはしない対応をとっています。一方で『値下げのお知らせ』も同様に実施。値上げの状況でも下げられる売価は引き下げています。現在では、前年に比べて相場が下がったお米や梅干しなど、値下げしている商品は積極的にお客さまにお伝えしています」(広報担当者)

最終更新日:8/9(火)10:57 ITmedia ビジネスオンライン

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6435121

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