車のライト まぶしさの正体は

セダンやスポーツカーなど全高が低いクルマに乗っていると、SUVやミニバンなど背の高いクルマのヘッドライトが眩しく感じることがあります。
 
 近年、SNSなどでヘッドライトやフォグランプが「眩しい!」という声が目立っていますが、SUVやミニバン流行の背景とこれらの眩しさは関係があるのでしょうか。

それでも、「SUVやミニバンなど車高の高いクルマはまぶしい」という意見は根強くあります。直感的には正しく思えてしまいますが、果たしてこれは正しいのでしょうか。

 保安部品であるヘッドライトには厳格な基準が適用され、違反していると車検を取得することができません。

 現在の基準では、ヘッドライトはロービームで40m先、ハイビームで100m先を確認できる必要があります。

 またヘッドライトの取り付け位置も120cm以下と規定されており、なおかつ照射高度も100cm以下となっているため、車高が高くなればなるほど高くなればなるほどヘッドライトの位置が高くなるわけではありません。

 実際に、これらの基準はトラックなどでも採用されていますが、多くのトラックではフロントバンパーにヘッドライトを埋め込むことで基準をクリアしています。

 また、クルマのヘッドライトには、カットオフと呼ばれる上部方向への照射を制限する機構が備わっており、SUVやミニバンだから特別まぶしいともいえないようです。

最終更新日:10/26(月)18:26 くるまのニュース

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6374729

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