東証、上場基準達成に期限設定へ

東京証券取引所は、上場基準に達していない企業に対し、具体的な達成期限を設定する方向で動き出した。今春に約60年ぶりとなる市場再編で取引の活性化を目指したが、基準未達のままの上場を認めたため、再編の効果が上がっていないとの指摘がある。東証は有識者会議での議論を経て、早期に期限を決めたい考えだ。

これは、期限のない経過措置を導入したことが一因との見方が強い。ニッセイ基礎研究所の森下千鶴研究員は「達成までの期間が長期だったり、基準との隔たりが大きかったりする企業には、上場先の市場を再考してもらう取り組みが必要だ」と指摘する。

最終更新日:8/1(月)9:08 読売新聞オンライン

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6434266

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