東芝の車谷暢昭社長は18日、共同通信の取材に応じ、再生可能エネルギー事業に注力する方針を示した。洋上風力発電の参入にも意欲を示した。脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速する。「再エネ、脱炭素の東芝としてブランドを確立したい」と強調した。
東芝は再エネ関連で、30年度の売上高を19年度に比べて約3.4倍の6500億円に引き上げることを目指している。再エネは巨額の市場が形成されると説明し「状況によっては(目標より)上を目指すことになる」と述べた。洋上風力は政府が来年5月まで秋田県沖などで発電事業者を公募している。東芝は風車製造などを手掛けたい考えだ。
最終更新日:12/19(土)0:39 共同通信