アメリカの先月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて9.1%の上昇となり、およそ40年半ぶりの高い伸びとなりました。
アメリカ労働省が13日発表した6月の消費者物価指数は、事前の予想を上回る9.1%の上昇となり、1981年11月以来の高い伸びとなりました。
これを受け、バイデン大統領は声明で「きょうの物価上昇率は受け入れがたいほど高い。インフレは最も差し迫った経済的課題だ」と強調し、ガソリン価格引き下げのため「あらゆる措置を取り続ける」などとしています。
市場では、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会がインフレ抑制のため今月の会合で通常の4倍にあたる1%の大幅利上げに踏み切るのでは、との見方が強まっています。
最終更新日:7/14(木)5:46 TBS NEWS DIG Powered by JNN