「時短要請」は感染拡大を抑えるため、とはいえ、かき入れ時の年末年始。売上の落ち込みは避けられません。さらに、影響はほかにも、野菜の発注を受ける農家や養鶏場にも影響が出ています。
愛知県と岐阜県で、18日から始まるのは、酒類を提供する飲食店への「時短営業要請」です。
愛知県の場合、対象は県内全域で、午後9時までの営業。期間は18日から来月11日までの25日間で、要請に応じた店舗ごとに1日4万円、最大100万円の協力金が給付されます。
時短要請の影響は、卵にも…。
愛知県大府市にある、花井養鶏場。こちらで扱っている卵のひとつが、名古屋コーチンです。冬場は、「おでん」にも使われるなど、例年だと、需要が上がる時期ですが今年の売れ行きは厳しい状況です。
「緊急事態宣言が出た5月は7割減ですね、本当に卵の行き場がないときもあった本当にどうしようかな」(花井養鶏場・花井千治さん)
花井養鶏場では、約10万羽の鶏を飼育し、その2割ほどを飲食店に卸しています。
この飲食店への売り上げは、緊急事態宣言の頃に、7割減り、養鶏場全体としては、15%程、マイナスになったといいます。
最終更新日:12/18(金)16:56 メ〜テレ(名古屋テレビ)