昨今の国内新車市場では、多くの車種がこれまでには考えられないほど納期が長期化しています。
2022年6月現在においても以前として納車時期が長い状態ですが、なぜそのような事態となっているのでしょうか。
そして、比較的にすぐ買える国産新車にはどのようなものがあるのでしょうか。
とはいえ、できる限り早くクルマを手に入れたいというユーザーニーズがあることも事実です。
では、どういったクルマであれば、比較的早く手に入れることが可能なのでしょうか。
具体的な納期については、メーターや車種、販売店ごとの事情による部分が大きくなりますが「国内専用車」の「ガソリン車」が納期が早い傾向があるようです。
現代のクルマの多くは、「世界戦略車」などと呼ばれるグローバルモデルとなっており、基本構造が同じクルマを各国向けにカスタマイズして販売しています。
そのため、生産されるクルマのすべてが日本向けに販売されるわけではなく世界中の市場との「取り合い」となります。
残念ながら、多くの自動車メーカーにとって、日本市場の優先順位はそれほど高くありません。
そのため、世界の各市場で販売されている車種は、どうしても日本向けの割り当て台数が少なくなってしまい、結果として長納期化する傾向があります。
加えて、グローバルモデルでは、使用される部品や物流網など世界中に及ぶため、世界情勢の影響を受けやすいという点もあります。
最終更新日:6/19(日)5:18 くるまのニュース