17日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、前日より0.010%高い0.265%に上昇(債券価格は下落)した。
2016年1月以来6年5カ月ぶりの高水準。ただ、日銀が17日の金融政策決定会合で、大規模金融緩和の維持を決めたことから低下に転じた。
米欧の中央銀行が金融引き締めを加速する中、スイス国立銀行(中央銀行)が16日に予想外の利上げに踏み切り、海外投資家を中心に日銀も政策修正に動くとの観測が台頭。長期金利に対する上昇圧力が高まった。
最終更新日:6/17(金)13:11 時事通信