父の日ギフト「やらかし」例は

全国の10代~70代の男女(計500名)を対象に「父の日ギフト事情」に関する調査結果を公開している「父の日.jp」によれば、2021年の父の日のギフト購入場所の1位は「インターネット通販」(53.0%)。前年度から約20%急増している。その理由は、コロナ禍の外出と帰省の自粛だ。直接会って手渡しはできないけれど、気持ちを込めて贈る──そんな父の日のスタイルが定着しつつあるようだ。

楽天市場では今年、30代から70代の男性ユーザー1000名を対象に父の日に欲しいギフトについてアンケートを取った。なんと95.5%が、「趣味に関するギフトがうれしい」と回答。

 実際の趣味については「旅行(72.4%)」「動画・映画鑑賞(42.7%)」「音楽鑑賞(39.1%)」「スポーツ・フィットネス(21.4%)」などが上位に挙がったという。

 昨年の父の日ギフト3強はグルメ・酒・健康だった。だが広報が予想する“今年の売れ筋上位”は、旅行用品やスポーツ用品、キャンプ用品など趣味の小物だという。

 昨年、父の日に杉浦太陽が妻・辻希美からもらったのが名入れのステンレス製タンブラー。ビール好きで知られる杉浦だけに、《飲み過ぎないでね》のメッセージも刻まれていたとのこと。

 また、同じく昨年、高橋英樹も最愛の娘・真麻夫妻から贈られたギフトをブログで公開。高橋本人と妻、孫の3ショットがデザインされたスパンコールのクッションカバーを披露しデレデレの様子だった。「趣味は家族」を公言する高橋。まさに流行の先端である“趣味に関するギフト”どストライクだった例だ。

芸能界では“毎年娘たちからアクセサリーをもらう”という木村拓哉や、昨年、高級リップをもらったとブログで明かした薬丸裕英など、子どもたちのチョイスに大満足の父親も多い。さて、世間の父親の本音はどうなのか。

「花はいらん。子どもが小さいころは、似顔絵とヒマワリの花をもらって泣くほどうれしかったが、いまそんなものもらっても面倒くさいだけ」(北海道・70代)

「気持ちはうれしいけれど、娘とセンスが合わない。凝った革の財布やデザインが奇抜なイタリア製ニットはタンスの肥やし」(東京都・60代)

「海外にいる息子が観光客向けの派手なTシャツを毎年贈ってくる。どこで着ろというのか」(神奈川県・70代)

 父親を喜ばせようと試行錯誤する子どもたちからすれば泣けてくる。が、本音を口にしてよかったケースも。

「おまえとは趣味が合わんという頑固な父。好きな酒一択にしてからは大満足。贈る側のストレスもありません(笑)。心配なのは飲みすぎだけ」(栃木県・50代)

「贈るなら消え物か商品券にしてねと言われた。実は、自分のためだけにお金を使わせるんじゃなく、家族全員で食べられるものにしたいのもわかってる。ありがとう」(東京都・40代)

 父の日ギフトは父の数だけ正解があるのかもしれない。

最終更新日:6/5(日)10:54 週刊女性PRIME

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6428508

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