ピスタチオ スイーツ需要で輸入増

「ナッツの女王」と言われ、酒のつまみとして、おなじみのピスタチオ。いま、スーパーやコンビニでは、チョコレートやキャラメルといった菓子からパンにドリンクまで、新商品が続々と登場しています。需要が急拡大するなか、輸入に頼っているピスタチオを国内で生産する取り組みが始まっています。


東京駅の構内で、いま人気を集めている「PISTA & TOKYO 東京ギフトパレット店」。色鮮やかな緑色が目立つピスタチオを使ったスイーツの専門店です。なかでも一番人気の商品は「ピスタージュ」。ピスタチオを練り込んだバタークリームをクッキーで挟み込み、周りを囲むようにピスタチオがまぶされています。

1日の販売数は平均100個、連日完売が続いています。味だけでなく見た目でも客を呼び込み、オープン以来、入居するエリアで、常に売り上げ1位を記録しているといいます。

「ピスタチオは『ナッツの女王』と呼ばれ、栄養価が評価されている。緑色が特徴なので、スイーツの見栄えと相性が良く、そこの掛け合わせがお客様の需要に応えている要因の1つ」(「PISTA & TOKYO」の田中寛之店長)

いま、ピスタチオをめぐる環境は大きく変化しています。海外の食品を輸入する業者「ブラクストン」の倉庫。アメリカ産ピスタチオの年間の輸入量は、およそ450トンで1年前から1.5倍に増えたといいます。

「従来はスーパーやコンビニ向けのテーブルナッツが多かったが、新規参入型の菓子メーカーの需要が増えている」(「ブラクストン」の神山喜行常務)

最終更新日:5/31(火)17:54 テレ東BIZ

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6428063

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