シャネル(CHANEL)の2021年12月通期の売上高は、前期比54.7%増の156億3900万ドル(約1兆9861億円)、営業利益は2.5倍以上(同170.6%増)の54億6100万ドル(約6935億円)、純利益はおよそ3倍(同194.7%増)の40億2600万ドル(約5113億円)だった。
ここ数年、生産コストや人件費の上昇などを受け、ラグジュアリーブランドでハンドバッグの値上げが続いている。中でもその幅が大きいのは、21年1月から22年2月にかけて米国で29%の値上げをしたモデルもある「シャネル」や、同じく66%の値上げをしたモデルがある「ルイ・ヴィトン」だろう。「シャネル」は、22年3月にも定番バッグ4モデルと22年春夏コレクションを値上げした。値上げ幅はEUが6%、英国5%、日本8%、韓国5%、香港2%で、例えばEU圏における“11.12”モデルは7800ユーロ(約105万円)から8250ユーロ(約111万円)に引き上げられた。
最終更新日:5/27(金)14:00 WWDJAPAN.com